さて、宿に到着!!
今回の宿はですね、なかなか面白いというか怪しいというか…
とある高級旅館が破産し、とある他業種の企業がそれを引き取り経営を始めたといういわく付き
サービスはどうかわからないけど、ファシリティだけは(ちゃんとメンテしていれば)一流のはず
急きょ小旅行を決めたので、なるべくコスト削減したいという思いがありまして
とにかく破格ですごい部屋に泊まれるというので、面白半分(怖いもの見たさ?)でチョイス
さて、チェックイン
フロントがなく、すぐソファに通されお茶とお菓子が出てきました
内装も和風モダンな感じにはしているものの
ところどころ…
これIKEAの1480円の机じゃん、とか
社長の著書を何冊もブックカフェと称するスペースに目立つように飾るセンスは如何なものか、とか
…いやいや、気にするまい
破格なんだから
さて、部屋に通されます
えっ、荷物一番デカイの一つしか持ってくれないの?とかね
破産した旅館の遺産
二千坪の和風庭園
そしてお部屋
この旅館でNo.2の貴賓室(スイート)らしい
ベッドルーム、セミダブル×2
ベッドルームとは別に客室10畳
洗面所はモダンに改装済
アメニティはブルガリ
庭付き大型専用露天風呂!!
もし万が一サービスに満足出来なくても、このお風呂さえあれば我慢できそうだね、ということでこの部屋にしたんです
部屋で一息ついてから
まずは、部屋の大露天風呂ではなく大浴場でひとっ風呂浴びようということになりました
ゆっくり入って来なよ、という断捨離様のご厚意で、くりこは断捨離様に任せて一人で女湯へ
しかしここでプチ?トラブル
内湯の洗い場のお湯が出ない
全て試したし、長く流しっぱなしにして待ってみてもダメ
早い時間だしボイラーつけ忘れたのかな…?
外にも洗い場あるので、試してみたらお湯は出ました
しかし…
すぐ近くで工事の人達の人影と話し声
覗きこまれたら、こちら見えちゃいそう
どうやら部屋の改装しているらしいのですが…
もう女湯オープンしている時間なのに、もうちょっと配慮してもらえないものか
とてもじゃないがゆっくり露天に浸かる気も失せ、部屋に戻る
戻りがてら、従業員のおじいさんにお湯が出ない旨を伝えると
「えぇ?そんなはずないんですが」
まず第一声からして、出直してこいといった対応
「申し訳ありません、確認いたします」と何故言えない?従業員教育やってんの??
奥に入って行き大きい声で
「おーい!お客さんが大浴場のお湯出ないって言ってるんだけどほんとかぁ?」
…
……
言葉にならない
とにかく伝えたので、部屋に戻りました
気を取り直して部屋の内風呂で体洗おうとしたら、ここもお湯出ないし
しかも掃除の人が忘れたらしい、テプラで「アルコール」と書いたスプレーボトル残留
もういいや、露天で身体流そうと思って温泉のお湯汲んで身体にかけたら熱すぎ!!
見たら45℃もある、湯温…
もうあったま来たのでフロントに電話来る前にもう一度確認したら、お湯すぐ出た
おそらく、やっとボイラーのスイッチ入れたんでしょうね
温泉は、水で湯温調整する方法を教えてもらいました
フロントのお姉さん、頑張って対応してくれました
この方については、不慣れな面はあるものの、最初から最後まで好感が持てました
以降、チェックアウトまでペコペコ平謝りされることになるとはね
新業態立ち上げのため事業部移動して、現場に派遣され悪戦苦闘している女子社員とみた
前置き長くなりました
で、無事お風呂にも入れて部屋で休んでいたら
「お食事の準備に伺いましたー」
え?18:00からって言ってたのに
準備にいくら時間かかるといっても、まだ17:40
…ま、お腹すいてるからいいけど
で、料理の数々
小ぶりですが、伊勢海老やアワビもあり
くりこもモリモリ食べてましたよ
総料理長が皇室御用達だの総理大臣賞受賞だの書いてましたが、そこまでではないかな
あと、山海焼き作ってくれた料理人がめっちゃタメ口で…従業員教育…!?
そして食後、3人で部屋の大露天風呂
(ちゃんと温泉)
これです、これがやりたかったの
庭も広々していて開放感抜群
断捨離様とも
「いくらサービスに納得いかなくても、このお風呂で全て水に流せるねー」と話してました
くりこも大きいお風呂嬉しそうに入ってました
ここまでは、平和だったんですよ
ここまでは…
ここまでは…
その後、広々ベッドでくりこを寝かしつけ
断捨離様も寝落ち
私は…二階の足音がドシドシうるさいなぁ、と思いながらスマホで前記事を書いてました
しばらくして、足音が消え
静かになったなぁと思っていたところ、バタバタバターッと雨音のような音
あれ?今晩雨の予報だったっけ!?と思いながらしばらくウトウトしていたのですが
そもそも、聞こえてくる方角は窓ではない!?
気になって廊下に出たところ
家の中に雨降ってました
何?何なのこれ??
写真だとわかりづらいですが、廊下水浸し
床に置いてたものも水浸し
次から次へと、ほんと豪雨のようにバタバタバターッと耐えず水が落ち続けている状態
あわてて断捨離様を起こす
何があったかわかりませんが、上の部屋から漏水していることは明らか
私の泊まっていた棟は離れなのですが、私たちの部屋の二階に別の客室があるんです
普段お人好しのくりこ母もさすがにブチ切れ、フロントに電話
10コール以上もかけてやっと繋がる
男性従業員が出て、焦るでもなく
「今見に行きまーす」
まず謝罪の言葉とかないのか???
しかも、待てども待てども来ない
断捨離様が外に様子を見に行ったところ、先に階上の部屋を見に行くと言っていたらしい
謝罪と被害把握が先だろ!!
何考えてんの!?
あきれ返っているところにフロントのお姉さん到着
特に部屋の中を見るでもなく
「すみません、拭くものお持ちしましょうか」
くりこ母、またブチ切れ
「いや、拭くとかいうレベルじゃないでしょ!これ見てくださいよ!別の部屋用意して下さい!!」
これ、とは↓
漏電の心配とかしないのか?
フロントのお姉さん、青ざめ「す、すみません!すぐ用意いたします!!」
慌てて出て行きました
ちなみに、漏水していた天井は上からの水の重さでたわんでいるようでした
もはやこの棟はジ・エンドだな
それとも何事もなかったように乾かして使い続けるのか?
本日8/9現在、まだ予約できるようです
そしてしばらくして、部屋に案内される
フロントのお姉さんは平謝りしてくれたが、部屋への移動中にボーッと立って頭も下げずにしている男の従業員は何なの?とまたカチーン
一応説明を受ける
上の部屋の客が、風呂を溜めようとお湯出したまま寝てしまったらしく、漏水したらしい
では上の人の過失なのか?と聞くと
そもそも部屋の排水設備が古いのも問題らしい
この時すでに23:00
とにかく明日ちゃんと状況を説明して下さい、とフロントのお姉さんには話しておいた
通された部屋は、ホテル一番の貴賓室で、完全独立離れ
だけど、ベッドはシングル×2だし、大露天風呂も前の部屋の方が庭が広くて良かったな…
くりこがこの大事件に気づかず、部屋移動しても起きずにいてくれたことだけが不幸中の幸い
散々な1日目編、以上です
2日目編は後ほどアップ予定です!!